top of page

第80回山口大学医学祭の開催によせて

山口大学医学部附属病院 病院長 松永和人

 山口大学医学祭の開催にあたり山口大学医学部附属病院からお祝いを申し上げます。

 私が社会人として働いていく上で大切にしているのは「ワクワク楽しく働くこと」です。楽しく働くためには、自主性:自ら興味を持って取り組むこと、創造性:クリエイティブな仕事をすること、協調性:周りの仲間と協力して進むこと、の3要素が重要です。学祭の準備と運営にはこれらのすべてが含まれており、若いエネルギーを使い、皆さんが主体的に楽しく参加していただければと願っています。医学祭で取り組んだ事、苦労した事、参加者との交流等が役立つ場面に将来出会うはずです。これから医療人として社会に巣立っていく皆さんにとって、医学祭が成長と学びの場となりますことを期待しています。

 未来の地域医療を担う医学部生にとって社会と交わり、幅広い視野を養うことはとても重要です。山口大学医学祭では模擬店、ライブ、バザー、美術部展示などに加え、医学展示や救命救急講座、子供たちの医師体験など数々の企画が準備されていると伺ってます。また、最近では「ホームカミング夢フェスティバル」と銘打ち、医学部の卒業生や教職員、そのご家族の皆様にも楽しんでいただけるような医学祭が企画されています。学際的な企画としては山口大学医学会講演会を同時に開催することになり、自己開発コースで取り組んできた研究成果(修士論文)の発表が行われます。本学の卒業生の皆様においても医学祭が学生時代の思い出を振り返り、新しい山大医学部を感じていただけるような場になればと願っております。是非、多くの方々に医学祭に足をお運びいただき、学生と共にワクワク楽しい時間をお過ごしいただければと願っております。

 第80回目を迎える山口大学医学祭は、学生、教員、地域の方々に親しまれてきた長い歴史と伝統を持つ行事です。仲間と一緒に様々な困難を克服しながら創り上げられた医学祭が、皆さんの掛け替えのない思い出になりますことを心よりお祈り申し上げます。

第80回山口大学医学祭

room61バナー.jpg
スクリーンショット (4).png
  • Instagram
bottom of page